不法侵入に要注意!トラブルに巻き込まれやすい空き家の特徴などを解説

2025-01-28

不法侵入に要注意!トラブルに巻き込まれやすい空き家の特徴などを解説

この記事のハイライト
●人の出入りが感じられず、一目で空き家とわかる家は不法侵入されやすい
●空き家に不法侵入されると家財の無断使用・不法占拠・火災・ゴミの放置などのリスクがある
●空き家への不法侵入を防ぐためには定期的な見回りと適切な管理が大切

日本では年々空き家が増加しており、それに伴い不法侵入や放火といった犯罪の発生が懸念されています。
もし、管理不足が原因で空き家で事件が起き、近隣住民に迷惑をかけた場合、所有者が責任を負わなければなりません。
今回は、不法侵入されやすい空き家の特徴やトラブル事例、不法侵入を防ぐ方法などを解説します。
山口県防府市で空き家を所有している方は、ぜひ参考になさってください。

\お気軽にご相談ください!/

不法侵入されやすい空き家の特徴とは?

不法侵入されやすい空き家の特徴とは?

不法侵入とは、正当な理由なく他人の住居や建物などに侵入することです。
たとえ誰も住んでいない空き家であっても、無断で侵入すれば住居侵入罪に問われます。
不法侵入されやすい空き家には特徴があるため、該当する場合は早急に対処しなければなりません。
ここからは、空き家が不法侵入されやすい理由と不法侵入されやすい空き家の特徴を解説します。

空き家が不法侵入されやすい理由

空き家が不法侵入されやすい理由は、一般的な住居に比べて人の出入りが少ないためです。
相続によって空き家を取得したものの、活用予定もなく、そのまま放置されているケースは少なくありません。
遠方の実家を相続した場合、訪問するだけでお金がかかるため、管理が億劫になることも多いでしょう。
長期間放置された空き家は人が寄り付かず、侵入しても気づかれにくいため、不法侵入者に狙われやすくなります。
不法侵入者は、所有者が空き家を適切に管理しているかどうかをチェックしていると言われています。
郵便受けにチラシが溜まっていたり、窓が割れたまま放置されていたりすると、長期間人の出入りがないと判断されるでしょう。
たとえ空き家であっても、きちんと管理されていることがわかれば、不法侵入の被害に遭う可能性は低くなります。

不法侵入されやすい空き家の特徴

不法侵入されやすい空き家には、以下のような特徴があります。

  • 雑草が生い茂っている
  • 郵便受けにチラシが溢れている
  • 家の周りにゴミが散乱している
  • 壁や屋根が修繕されていない
  • 窓が割れたまま放置されている

庭がある場合は、雑草が伸びてしまわないよう、定期的な除草が必要です。
雑草が伸びきっていると、侵入者が身を隠しやすいため、ターゲットにされる可能性が高くなります。
また、家の周辺にゴミが溜まっていたり、窓が割れたままになっていたりする場合も、人の出入りがないと判断されるでしょう。
このように、長期間人の出入りがなく、管理されずに放置されているとわかる空き家は、不法侵入者に狙われやすくなります。
不法侵入者のターゲットにされるのを回避するには、空き家を定期的に訪問し、きちんと管理することが大切です。

▼この記事も読まれています
空き家の放置は危険!特定空き家に指定される前に売却を検討しよう!

\お気軽にご相談ください!/

空き家に不法侵入されるとどんなトラブルが生じる?

空き家に不法侵入されるとどんなトラブルが生じる?

空き家に無断で侵入されてしまったら、どのようなトラブルが生じるのでしょうか。
ここからは、空き家を放置して不法侵入されることで生じるトラブルにいついて解説します。

無断使用や盗難

空き家に不法侵入されると、そこにある家具や私物を勝手に利用されるリスクがあります。
相続した空き家の場合、親が使用してた家具や家財がそのままになっているケースも多いでしょう。
また、現在使利用していない家財を保管するなど、空き家を物置として利用している方も少なくありません。
不法侵入されることによって、これらの家具や家財が無断使用されたり、持ち出されたりするリスクがあります。

住みつき・不法占拠

空き家に勝手に侵入され、そのまま不法占拠に繋がるリスクもあります。
電気やガス、水道などの生活に必要なライフラインを残したままにしている物件は、侵入者にとって好都合でしかありません。
過去には、久しぶりに空き家に訪れた際に、建物の中で誰かが寝泊まりしていた形跡が見つかったという事例もありました。
タイミングがずれていたら、犯罪者や不法侵入者と鉢合わせてしまい、命の危険にさらされていたかもしれません。
不審者や犯罪者が住みつくと、所有者だけでなく、近隣住民を危険にさらす恐れもあるため、早めに対処する必要があります。

放火による火災

不法侵入者によるタバコの不始末などが原因で、火災が発生するリスクもあります。
人が住んでいない空き家は、出火に気付きにくく、状況を把握した時には手遅れだったということあります。
空き家の持ち主というだけで、原則として放火による火災の責任を問われることはありません。
しかし、管理不足が原因であると認められれば、被害を受けた近隣住民から損害賠償を請求される恐れがあります。
また、法的な責任を負うことがなくても、近隣住民へのお詫びにかかる費用や焼け跡の撤去費用は負担しなければなりません。

不法投棄

不法侵入者や不法占拠者によって、家中にゴミが散乱するリスクも考えられます。
建物の中に侵入されなくても、放置された空き家はゴミを不法投棄される可能性が高いです。
ゴミをそのまま放置すると、害虫や悪臭が発生し、近隣住民に多大な迷惑をかけてしまいます。
このような空き家が近くにあっては、近隣住民は安心して住むことができません。
また、空き家のせいで地域の印象が悪くなり、周辺の不動産価格に影響を及ぼすことも考えられます。
空き家の放置は所有者だけの問題ではなく、そのエリアに住む方全員に悪影響を与えると理解しておかなければなりません。

▼この記事も読まれています
空き家を売るにはどのような方法がある?売却時のポイントを解説!

\お気軽にご相談ください!/

空き家への不法侵入を防ぐには?3つの対策方法

空き家への不法侵入を防ぐには?3つの対策方法

リスクを考えると、空き家は所有し続けるよりも売却するのがおすすめです。
しかし、なかには「まだ手放したくない」「将来住む予定がある」という方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は以下の対策を行い、不法侵入を阻止することが大切です。

定期的に見回りをする

不法侵入を防ぐには、定期的な見回りが欠かせません。
人の出入りがあると不審者は警戒するため、不法侵入のターゲットにされにくくなります。
現地を訪問したら、見回りだけでなく、ゴミ拾いや片付け、必要であれば修繕なども行いましょう。
遠方に住んでいて現地訪問が難しい場合は、費用を支払って管理会社に委託する方法もあります。

防犯カメラを設置する

玄関や門の周辺に、防犯カメラやセンサーライトを設置するのも効果的です。
不審者や犯罪者は、見られたり証拠として残されたりすることを嫌がります。
防犯カメラがあれば、万が一の時にも証拠として提出できるので、犯人特定に繋がりやすくなるでしょう。
防犯カメラやセンサーライトは、インターネットや家電量販店、ホームセンターなどで購入できます。
設置サービスを提供しているお店もあるので、自分でできるか不安な場合は依頼すると良いでしょう。

郵便ポストをふさぐ

郵便ポストにチラシが溜まっていると、管理がされていない空き家だと判断されやすくなります。
定期的に回収ができれば良いのですが、遠方に住んでいると、なかなか難しいのではないでしょうか。
このような場合は、ポストの投函口をテープで防ぐのがおすすめです。
ただし、テープが見えると空き家であることがわかってしまうので、テープは表ではなく内側から貼るようにしましょう。

▼この記事も読まれています
空き家にはリフォームやリノベーションが必要?メリットや費用の相場も解説

まとめ

外から見て人の出入りがないと判断できる空き家は、不法侵入のターゲットにされやすくなります。
不法侵入によって事件が発生する恐れもあるので、現在放置している空き家があるという場合は早急に対策が必要です。
遠方にあって管理ができない場合や将来利用する予定がない場合は、空き家の売却をおすすめします。
防府市で不動産売却なら防府市不動産売却センターへ。
地域密着型で、買取や空き家の対応も可能です。
まずは、お気軽にお問い合わせください。


ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

0835-28-9912

営業時間
9:00~18:00
定休日
水曜日、祝日

売却査定

お問い合わせ