売却前の空き家は片付けが必要?片付け方法やポイントを解説

2025-10-14

売却前の空き家は片付けが必要?片付け方法やポイントを解説

この記事のハイライト
●室内の状態が内覧や査定価格に影響するため空き家の売却前には片付けをおこなうべき
●不用品処分や遺品整理は自分でおこなう方法と専門業者に依頼する方法がある
●スケジュールを組んでおくことや不用品を3つの種類に分類することによりスムーズに片づけをおこなえる

不動産は所有しているだけで、税金の支払いや維持管理の手間が発生します。
そのため、誰も住んでいない家の売却を、お考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
空き家を売るときに、室内の私物を処分したり掃除をしたりといったことは必要なのでしょうか。
今回は空き家の売却前に片付けは必要なのか、方法やポイントを解説します。
山口県防府市で不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

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売却前の空き家は片付けが必要?

売却前の空き家は片付けが必要?

まずは、片付けが必要か否か、その理由とともに解説します。

片付けは必要か?

結論から申し上げますと、空き家を売却する前には、片付けをおこなうのがおすすめです。
売ることを決めたタイミングで、不用品の処分や掃除などについて、計画を立てておく必要があります。
相続で取得した家が空き家になっている場合、私物が多かったり仕分けが大変だったりすることも多いです。
そのような状況では、作業が進まず困ってしまうでしょう。
もしご自身でおこなうのが難しい場合は、専門の業者に依頼することも、一つの方法です。
片付けが必要な理由1:内覧時の印象が良くなる
片付けが必要な理由としてまず挙げられるのが、内覧時の印象が良くなることです。
不動産売却では一般的に、購入希望者に室内を見てもらう、内覧をおこないます。
内覧は購入するか否かを決めるための、判断材料の一つです。
室内や設備の状態、劣化具合や日当たりなどをチェックすることにより、購入意欲が高まったり反対に低くなったりします。
見た目の印象が悪いと、購入意欲の低下につながるでしょう。
片付けをおこなっておけば、内覧時の印象が良くなり、購入を前向きに考えてくれるかもしれません。
そのため、空き家を売るときは、片付けをおこなっておくべきといえます。
片付けが必要な理由2:査定価格が高くなる可能性がある
片付けをおこなうことにより、査定価格が高くなる可能性があります。
不動産売却では、まず不動産会社に査定を依頼するのが一般的です。
査定とは、土地や建物の立地や築年数、周辺環境などを調査し、いくらで売れそうかを判断することです。
査定において、室内の状態も調査の範囲となります。
不用品が溢れていたり私物が乱雑に置いてあったりする場合、マイナスの印象となってしまうでしょう。
マイナスの印象を受けた場合、査定価格が低くなる恐れがあります。
できる限り高く売却したい場合は、片付けをおこない、好印象を与えられるような室内にしておくことがポイントです。
また、室内に残された私物のことを、残置物と呼びます。
残置物がある状態で査定をおこなう場合、処分費用や撤去費用を差し引いた金額を算出します。
不用品が多いほど査定価格が下がる可能性が高いため、注意が必要です。

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空き家売却にともなう片付けの方法

空き家売却にともなう片付けの方法

続いて、空き家売却にともなう、片付けの方法について解説します。

不用品の処分方法

不用品の処分は、自分でおこなう、または不用品回収業者に依頼するといった方法があります。
自分でおこなう場合、下記の処分方法から適したものを選びましょう。

  • 地域のごみの収集日に処分する
  • 自治体のごみ処理場に持ち込む
  • リサイクルショップに売りにいく
  • フリマアプリで売る

不用品の処分方法でもっとも簡単なのが、ごみの収集日に処分することです。
可燃ごみや不燃ゴミ、資源ごみなど、ごみの種類によって収集日が異なることと思います。
ご自身で仕分けしたあと、空き家のある地域のルールに沿って、不用品を搬出なさってください。
不用品の量が多い場合は、自治体のごみ処理場に持ち込むことも、方法の一つです。
ごみ処理場やクリーンセンターなど、名称は自治体によって異なります。
売却できそうな不用品であれば、リサイクルショップやフリマアプリを利用して売るのもおすすめです。
ただし、フリマアプリの場合、出品に手間がかかったり、売れ残ったりする可能性があります。
買取価格を気にしないのであれば、リサイクルショップに売りにいくほうが手間がかかりません。
不用品回収業者に依頼する場合、片付けがスムーズに完結できることがメリットです。
電話やインターネットで申し込みをすれば、重たい家具や家電なども含めて処分してもらえます。
ただし、不用品をすべてごみとして取り扱うため、価値のあるものも分別せずに処分することになります。
お金や貴金属、絵画や骨董品など価値の高いものがありそうな場合は、まずは自分で仕分けするのがおすすめです。

遺品整理の方法

相続した空き家の場合、遺品整理をおこなうケースもあります。
不用品の処分方法と同じく、自分で処分する方法と、遺品整理業者に依頼する方法があります。
自分でおこなうと、費用がかからず金銭的な負担が少ないのがメリットです。
ただし、思い入れのある私物を仕分けたり処分したりする必要があるため、時間がかかりやすくなります。
また、勝手に処分してしまうと、親族同士でトラブルになる可能性が高いです。
そのため、あらかじめ親族に仕分けする日や処分する日を伝えておくと良いでしょう。
遺品整理業者とは、遺族に変わって遺品を丁寧に整理する業者です。
作業をおこなう前に打ち合わせをおこなうので、残したいものと処分したいものの情報を共有することができます。
費用がかかるものの、スピーディーかつ制度の高い仕分けをおこなえるのがメリットです。

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売却前に空き家を片付ける際のポイント

売却前に空き家を片付ける際のポイント

最後に、売却前に空き家を片付ける際のポイントについて解説します。

ポイント1:スケジュールを組む

ポイントとしてまず挙げられるのが、片付けのスケジュールを組んでおくことです。
いつまでに何をするのか、所要時間はどのくらいかを考えておくと、スムーズに作業を進めることができます。
もし自分で不用品を処分したり遺品整理をおこなったりする場合、ごみの収集日にも注意が必要です。
ごみ処理場やクリーンセンターに持ち込むときは、予約が必要となることもあります。
空き家を片付けるときは、ごみの持ち込み可能日を確認し、スムーズに処分できるように計画を立てることがポイントです。

ポイント2:売る・残す・捨てるの3つに分類しておく

不用品は3つに分類しておくことも、片付けにおけるポイントの一つです。
空き家の場合、どこにどのようなものがあるのか、わからない状態であるケースも少なくありません。
そのような状態であっても、上記の3つに分類しておけば、作業効率がアップします。
分類するものの例は、下記のとおりです。

  • 売る:家具、家電、貴金属、アクセサリー、衣類など
  • 残す:身分証明書、印鑑、現金、通帳、クレジットカード、写真、思い出の品など
  • 処分する:価値や思い入れのないもの、重要な書類以外の書類

上記のようにカテゴリー別にわけておくと、作業をスムーズに進めることができます。
判断に迷うものは、一時保管や保留のカテゴリーをつくっておくと良いでしょう。

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まとめ

室内の状態が内覧や査定価格に影響するため、空き家を売却するときは、事前に片付けをおこなうべきといえます。
不用品処分や遺品整理は、自分でおこなう方法と専門業者に依頼する方法があるので、コストや作業効率を考えたうえで適したほうを選ぶことがポイントです。
スケジュールを組んでおいたり、不用品の種類をわけたりしておくと、スムーズに片付けをおこなえます。
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まずは、お気軽にお問い合わせください。

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