不動産は住みながら売却することもできる?メリットや注意点を解説!

2023-08-15

不動産は住みながら売却することもできる?メリットや注意点を解説!

この記事のハイライト
●不動産は住みながら売却することも可能である
●不動産に住みながら売却を進める方法にはメリットだけではなくデメリットもある
●不動産に住みながら売却を成功させるためには内覧などに関する注意点を押さえることが大切

住み替えの場合、先に新居を購入するのは資金面において難しいことがあるかもしれません。
その際は、「売り先行」と呼ばれる方法を選択して、自宅に住みながら売却を進めることも可能です。
そこで今回は山口県防府市で不動産売却をご検討中の方に向けて、住みながら売却する方法について解説します。
メリットや注意点なども解説するので、ぜひご参考にしてください。

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住みながら不動産を売却する方法である「売り先行」とは

住みながら不動産を売却する方法である「売り先行」とは

自宅に住みながら売却を進めたいと考えるのは、おもに以下の2つのケースでしょう。

  • 住み替えをしたいが、先に新居を購入する資金は準備できない
  • 自宅を離れたくはないが、まとまった現金が必要になった

1つ目のケースは「売り先行」、2つ目のケースは「リースバック」と呼ばれる方法を選択すると、住みながら不動産売却を進めることができます。

住みながら不動産を売却する方法①売り先行

自宅を住み替える方法には、「買い先行」と「売り先行」の2つがあります。
買い先行とは、先に新居を購入して、次に自宅を売却する方法です。
新居への引っ越しをしてから自宅を売却するので、仮住まいに移る必要がなく、焦らずに新居を探すことができます。
ただし、資金に余裕がないと、先に新居を購入することは難しいでしょう。
とくに、住宅ローンの返済がまだ終わっていない場合は、完済しないと自宅を売却できません。
手持ちの資金だけで完済できない場合は、自宅の売却金を使う必要があるため、基本的に買い先行を選択することはできないでしょう。
そのようなときは、もう1つの売り先行を選択しましょう。
売り先行とは、先に自宅を売却して、次に新居を購入する方法です。
売却金を手にしてから新居を購入するので、資金に余裕ができやすいメリットがあります。
住みながら売却することに不安を感じるかもしれませんが、注意点を押さえておくと、スムーズな売却につながりやすくなるでしょう。
売り先行のほかのメリットや注意点については、後ほど解説します。

住みながら不動産を売却する方法②リースバック

自宅の売却を考えるのは、住み替えをするときだけではありません。
まとまったお金が必要になり、やむを得ず売却を考えることもあるでしょう。
そのような際は、リースバックがおすすめです。
リースバックとは、不動産を売却したあとに賃貸借契約を結び、賃料を支払ってそのまま住み続ける方法です。
この方法であれば、売却金としてまとまったお金が手に入るうえ、引っ越しをする必要がありません。
将来資金に余裕ができれば、その不動産を買い戻すことも可能です。
ただし、リースバックで支払う賃料は、周辺の相場よりも高くなる可能性があります。
また、定期借家契約の場合は契約期間満了時に再契約を断られるかもしれないので、これらの注意点をしっかりと理解したうえで選択しましょう。

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住みながら不動産を売却する方法のメリットとデメリットとは

住みながら不動産を売却する方法のメリットとデメリットとは

不動産に住みながら売却を進める売り先行には、多くのメリットがあります。
ただし、メリットだけではなくデメリットもあるので、どちらもきちんと理解したうえで検討しましょう。

売り先行のメリットとは

売り先行の大きなメリットは、資金に余裕ができやすいことです。
その理由は、先に不動産の売却金が手に入り、そのお金を住宅ローンの返済や住み替え費用にあてることができるからです。
買い先行は売却価格が確定しない状態で新居を購入するので、思ったよりも安くなった場合、資金計画が狂ってしまう可能性があります。
売り先行ならそのような心配がなく、無理のない範囲で新居の予算を立てることができるでしょう。
また、売り先行は家具や生活家電などがあるまま内覧をおこなうので、購入検討者がその物件での生活をイメージしやすい可能性があります。
内覧とは購入検討者が候補の物件を見学することであり、このときの印象が購入決断につながることも多々あります。
「この大きさのテレビを置いても余裕がある」「ここに食器棚があるのは便利そう」などのように、良いイメージを具体的に与えられると、購買意欲が高まる可能性があるでしょう。
そして、空き家より管理の手間がかからないことも、売り先行のメリットの1つです。
空き家は定期的に出向いて換気や通水などをおこなわないと、老朽化が急速に進み、売却に影響が生じてしまう可能性があります。
その点、売り先行はわざわざ出向いて管理をする必要がありません。
普段の生活で換気や通水などが自然におこなわれるので、とくに意識しなくても、急速に老朽化する心配はないでしょう。

売り先行のデメリットとは

売り先行のおもなデメリットは、にじみ出る生活感が売却に影響するかもしれないことと、内覧への対応が毎回必要になることです。
自宅に住みながら売却を進めるので、ある程度の生活感が出てしまうことは仕方がないでしょう。
けれど、多くのものが乱雑に散らかっていたり、家具が窓をふさいで部屋が暗かったりすると、イメージダウンにつながる可能性があるので注意が必要です。
また、自宅に住みながら売却を進める場合は、内覧に毎回立ち会わなくてはなりません。
空き家なら不動産会社に鍵を預けて対応を依頼することもできますが、住んでいる家ではできないからです。
さらに、内覧はいつ希望されるかわからないので、できるだけ予定を空けておく必要があります。
そのため、買主が見つかるまでは、プライベートの予定を立てることを控えなくてはならないでしょう。

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住みながら不動産を売却する方法を選んだ場合の注意点とは

住みながら不動産を売却する方法を選んだ場合の注意点とは

住みながら不動産を売却する売り先行には、メリットだけではなくデメリットもあります。
そのため、不動産に住みながら売却を成功させたいときは、注意点を押さえておくことが重要です。
とくに押さえておきたい注意点を3つ挙げて、それぞれ解説します。

注意点①内覧にしっかりと備える

先述のとおり、内覧は購入検討者の購入決断につながることも多い重要なポイントです。
ただし、住みながら不動産売却を進めることは、内覧においてメリットにもデメリットにもなり得るので注意しましょう。
売却を成功させるためには、マイナスの印象になりそうな点をできるだけ改善したうえで、魅力的に見える工夫をすることが大切です。
不要品の処分や整理整頓、掃除などをしっかりとおこない、住みたいと思えるような部屋づくりを意識しましょう。

注意点②できるだけ多くの内覧に対応する

できるだけ多くの内覧に対応することも、不動産に住みながら売却を成功させるための大切なポイントです。
内覧にどれだけ備えても、すべての方に好印象を与えることは難しいでしょう。
けれど、内覧数が増えれば、「ここに住みたい」と考える方に出会える可能性が高まります。
内覧の希望にできるだけ応じるためには、休日はもちろん、平日の夜なども予定を空けておきましょう。

注意点③早めに新居の事前調査を始める

住み替えの場合は、自宅の売却だけではなく、新居の購入もしなくてはなりません。
自宅の売却よりも新居の購入が遅くなると、仮住まいが必要になり、引っ越し費用や家賃などが発生してしまうので注意が必要です。
さらに、仮住まいに移ったあとも新居がなかなか決まらないと、焦りが生じて新居選びを妥協してしまうかもしれません。
理想の新居をじっくりと探すためには、早いうちから事前調査を進めておきましょう。

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まとめ

住みながら不動産を売却する方法には、「売り先行」と「リースバック」があります。
住み替えの場合は売り先行を選択すると、資金に余裕を持つことができて安心でしょう。
ただし、売り先行を成功させるためには、注意点をしっかりと押さえることが大切です。
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吾郷康晴

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